新たな機能として、
- デフォルトで、画像遅延読み込みが機能します。
- デフォルトで XML サイトマップが機能します。
- プラグインとテーマの自動更新が選択できるようになりました。
- プラグインやテーマについて、ZIP ファイルをアップロードして更新できるようになりました。
- ブロックエディターの進化
その他開発者向けの情報は、WordPress ORG の日本語サイト(https://ja.wordpress.org/2020/08/11/eckstine/)にて。
画像遅延読み込み
サイトがリクエストされてブラウザに表示される際、画像の読み込みには時間がかかる場合があります。
取り敢えず必要なテキストを先に読み込み、画像を後から読み込むことで、ページの表示スピードを速くすることができます。
これが、「画像の遅延読み込み」という技術です。
当サイトでは、画像遅延読み込みプラグイン「Native Lazyload」を利用して、一部の画像について遅延読み込みに対応していました。
こういったプラグインを利用しなくても、標準機能として、遅延読み込みに対応できます。
実際にプラグインを外した後のソースで、<img> タグに、loading=”lazy” プロパティが記述されています。
XML サイトマップ
検索エンジンにサイトの情報を送信することで、サイトの公開や更新をいち早く知らせることができます。
そのために必要な「サイトマップ」というデータファイルを、デフォルトで生成します。
今までは、サイトマップを作成するプラグイン等を使うか、別途、生成したファイルが必要でした。
当サイトでも、サイトマップ生成プラグイン「Google XML Sitemaps」を利用していました。
プラグインを停止しても、無事サイトマップが送信されています。
プラグインとテーマの自動更新
管理画面のプラグイン一覧で、各プラグインについて、自動更新を選択・設定できるようになりました。
プラグインやテーマの更新をZIP ファイルで
プラグインの「新規追加」ボタンをクリックすると、「プラグインのアップロード」ボタンが表示されます。
「ファイルを選択」ボタンから、zip形式のプラグインファイルをアップロードすることが可能です。
ブロックエディターの進化
ブロックエディターが更に進化!
編集エリアの「+」マーク、更に「すべて表示」をクリックします。
または、編集画面左上の「+」マークをクリックします。
左サイドにブロックの一覧が表示されます。
全てのブロックが一覧で表示され、従来の投稿タイプから選ぶものより、選択しやすいイメージです。
さらに、「パターン」タブをクリックすると、様々なブロックのパターンが選択できるようになっています。
従来の「カラム」や「画像とテキスト」のバリエーションが、様々な「パターン」として、選択可能になっていて、直感的で分かりやすくなっています。
また、画像ブロックから直接画像の編集が行えるようになりました。
画像ブロックをクリックすると、メニューが表示されます。
「切り抜き」のメニューが追加されています。
「切り抜き」メニューをクリックすると、画像の編集が可能です。
縦横比でサイズを選択すると、画像の切り抜き(トリミング)ができます。
ほかにも細かい変更(進化)があるようです。
ブロックエディターを開いて、いろいろ試してみてください。