Google さんからお手紙が来ました。
The Google reCAPTCHA Team からのお知らせでした。
機能拡張という名の実質価格改定なのか？
「2024 年 4月 1 日より、既存の機能を拡張し、Google reCAPTCHA 製品レベルの追加の価格オプションを提供します。」
価格改定ですね。
「無料のreCAPTCHA 製品の名前は「reCAPTCHA Lite」に変わり、月あたり最大10,000件の評価に対する保護が提供されます。」
とのこと。
そのほか、
・現在は月 1,000,000 リクエストまで無料で利用できる企業向け「reCAPTCHA Enterprise」も、月10,000 件の保護機能に変更になる。
・その代わり「reCAPTCHA Enterprise」のトランザクション保護機能（不正行為防止）が、月 1,000件あたり 40 ドルから月 1,000 件あたり1ドルに変更。
・月額 8 ドルで利用できる「reCAPTCHA Standard」という新しいプランを追加し、月最大 100,000 件のリクエストが可能。
なお、対象となる非営利団体、慈善団体、図書館については、従来と同じく、reCAPTCHA Enterprise で月 1,000,000 リクエストの reCAPTCHA Enterprise 評価を無料で提供していくとのこと。
よくよく、理解する必要があるようです
原文の「assessments（評価 つまり機能リクエスト）」と「protection（保護）」の違いが何とも解りづらい違いではあるけれども。
今までは、1,000,000 件のリクエスト（機能呼び出し）制限であったものが、月10,000 件の保護回数で制限されるということ。
「実際に保護機能を発動した場合」と考えられる。
これは、要確認だな。
Google さんに問い合わせてみることにします。
上記の内容は、無料の Google reCAPTCHA 製品サイトではまだ公表されていない様子。
検索したものの確かな情報を得ることは出来ませんでした。
当方では、Google Cloud で「reCAPTCHA Enterprise」を使っているのでメールが届いたようです。
WordPress で Contact Form 7などのメールフォームプラグインを使っていると、reCAPTCHA の利用を推奨されます。
使っている方も多いかと思います。
さて当方では。
取り急ぎ「reCAPTCHA Enterprise」を停止。
無料版に切り替え。
「reCAPTCHA Lite」の登場を待って、様子を見てみようと思います。
